フェイジョアの味と健康効果

フェイジョアの味

 

 

こうして話を進めると、いよいよフェイジョアの味が気になってきたかと思います。初めて食べる人は味についていろいろな表現をします。

 

フェイジョアはもともと南米系原産の果物であり、完熟するとパイナップルのような、いわゆる南国フルーツ独特の芳香がします。実を半分に切ると中は十字模様になっていて、そんなことから別名で「魅惑のフルーツ」、「パイナップルグァバ」とも呼ばれています。

 

味的にも確かにパイナップルのような風味で、もう少し詳しく説明すると、パイナップルにイチゴ、バナナなどを合わせたような味であり、人によっては西洋ナシとモモを合わせたような味ともいわれています。

 

総合すると、いい香りで、酸味とほのかな甘みが特徴の上品な果物といった感じで、いわゆる大人の味として楽しめるのではないでしょうか。

 

花も赤と白の鮮やかな色彩で、これはサラダで食べると美味しくいただけます。食べ頃は中秋~晩秋で、中身は甘みがあるゼリー状でそのまま生で食べられます。外見はキウイフルーツにやや似ているのですが表面がつるつるしています。

 

フェイジョアの実は、熟すと自然に落果するので、それを食べることができるなら、一番でしょう。しかしその場合でも追熟させる必要のある場合もあります。生で食べる以外には、ジャムや果実酒としてもよく使われています。これでいよいよ食べてみたくなったのではないでしょうか!